新建築家技術者集団

建築とまちづくり

2012年2月号(No.405)

特集:建築とまちづくりセミナー2011伊那/風・木・土の住まいとまちづくり

毎年開催される建築とまちづくりセミナーは、新建の会員を対象にした勉強会である新建学校が前身です。やがて、対象を一般市民や学生にも広げ、新建夏の恒例行事として発展してきました。2011年は8月26日・27日に清々しい長野県伊那の大芝高原で開催されました。テーマは「風・木・土の住まいとまちづくり」、自然に即した建築を考える次の6講座(+特別講座1講座)で構成されました。
・三沢 浩氏「レーモンドの木造モダニズム建築発見」
・田中勝己氏「木曽のまちづくり」
・金田正夫氏「エアコンに頼らない住まいづくり」
・野口俊邦氏「森林・林業の現状と再建への課題」
・久保田淳氏「変換期にある日本の『山から家まで』と南ドイツとの比較論」
・吉田桂二氏「質素を楽しむ住まいと暮らし」
・塩崎賢明氏「《特別報告》東日本大震災ー復旧・復興まちづくり」
本特集では、このうち田中・野口・吉田の三氏の講演を掲載しました。木造の家づくりを川の流れに例えれば。川上に当たる山間地のまちづくりや林業の問題を取り上げたのが田中・野口講演であり、川下に当たる家づくりの作法を説いたのが吉田講演です。
その他の講演については、三沢氏の講演は本誌で3月から3号連載で取り上げ、金田氏は4月号の特集で掲載します。塩崎氏の講演はすでに昨年10月号で紹介しました。スライドが主体の久保田氏の講演は雑誌では取り上げ難く苦慮していましたが、福岡・奈良支部で久保田氏を招いてお話を聞く企画が持たれました。
セミナーでの講演だけに留まらず、本誌で紹介し支部の企画に発展させるのが、新建・建まちセミナーの特色であります。
—————————————————————————————————-
・魅力的な都市空間の再生を、伝統的なまちの空間構造に学ぶ -7-川越(2) /福川裕一
・忙中閑 “傷つきやすい心” /永山孝一
<主張> 転換期における新建運動の課題 /川本雅樹
—————————————————————————————————-
<特集>建築とまちづくりセミナー2011伊那/風・木・土の住まいとまちづくり
・木曽のまちづくり  -町づくり条例と住民参加のまちづくり /田中勝己
・森林・林業の現状と再生への課題 /野口俊邦
・質素を楽しむ住まいと暮らし /吉田桂二
—————————————————————————————————-
・マンションサポートの心得(13) 工事監理その1 /大槻博司
<新建のひろば>
-災復興会議ほか支援活動の記録(2012年1月~2012年2月)
・FOLK ARCHITECTURE (2) /伴 年晶
〈表紙写真〉〈特集扉写真〉 木曽の森林 /鎌田一夫

 

先頭へ戻る