新建築家技術者集団

関東の支部

[群馬]「炊き出し&何でも相談会」の報告 (2014.06.21)

 

日時:2014年6月21日(土) 11:00~
会場:石巻市 大森地区仮設住宅
主催:宮城災対連・東日本大震災共同支援センター

大森ー② 大森ー①

大森ー④ 大森ー⑤

「炊き出し&何でも相談会」報告

6月21日石巻市の大森仮設住宅団地「炊き出し&何でも相談会」に行ってきました。
昨年の2月に訪問した際は昼でも氷点下の雪の日でしたが、今回は暑くもなく寒くもなくの気温で集会所前のテント内のテーブルには住んでおられる方々が沢山集まってくれました。
今度で29回目の「炊き出し&何でも相談会」となります。
参加スタッフは50余名、全員で各戸に支援物資の配布をし、つきたてのお餅や新鮮な
スイカそして具沢山の豚汁などをたっぷり用意して住民の皆様に喜んでいただきました。
又ここ数回のイベントでは絵本の読み聞かせ朗読やコーラスなどが行われ場の雰囲気を盛り上げております。
各仮設住宅団地共共通の事ですが住んでおられる方々は高齢の方が多く、子どもたちは大変少なく屋外の遊びコーナー(若いお母さん方が子どもたちを遊ばせておりました)でも
約300世帯800人余居住の団地とは思えない寂しさでした。
若い家族は親たちとは別々に暮らさざろうえない事は仮設住宅の9坪という面積からすれば
当然です。東北の被災者の方々は都市災害時の被災者と違って土地も住まいも比較的広い所にいたこともあり、9坪の連棟住宅の狭さには大変なストレスを感じていることと思います。団地の総戸数は500戸ほどのようですが昨年より入居戸数は減っているようでした。
なかには風除室内でつないで2戸で居住しているケースもありましたが、風除室や玄関周りを見ても生活用品の置き場に困っている様子はどのお宅も同じでした。
仮設住宅も3年を経過しつつあり全体が傾いているのがはっきり分かる住棟もあり
雨漏りに悩まされているとの話も有りました。

相談コーナーでは、今回私たち建築関係者が担当している土地と建物に関する相談はありませんでしたが他の健康相談、法律相談には入居者の方々の相談がありました。
仮設居住者の方々にとってはまだまだ具体的に次の住まいの事を考えるは身近な事ではないのだと思います。我々建築関係者がお役にたてる段階ではないということもあるのかと
雑な気持ちになりました。

今回は毎回参加されている全労連の中山さん(全国災対連事務局長)から「仮設住宅の方々からアンケートをいただくについての案」を預かりました。(6/22送付済)
被災地に通っている新建の皆さんに内容をチェックしてほしいとの要望がありましたので
預かって来ました。このアンケートは被災者住宅再建支援法では全壊で300万円となっている公的支援を500万円にする運動をより発展させたいとの目的も有るとの事です。
各自治体により様々な対応の違いがあるようですが、是非とも公的支援のさらなる充実を求めたいものです。

群馬支部   新井隆夫

 

 

 

 

投稿日:2014.06.26
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